南相馬は、なかなか復興ムードも盛り上がらない中、
もうすぐ震災から一年が経とうとしています。
南相馬市の復興に向けて、
家族の明るい未来のために、
私自身何ができるのか?
いつも考えています。
そして、立ち止まらず、
動いていきたいと思います。
なぜ、一旦避難した人(特に母子)が
南相馬に戻らないのか?
…最近よく耳にする声は、
「放射線が怖いから戻りたくない」
だけでなく
「生活に不便な南相馬へ戻りたくない」
「外で遊べない南相馬へ戻りたくない」
この二点です。
この二点がクリアされない限り、
いくら放射線量が下がったとしても、
戻っては来ないのです。
このことが一年経とうとしている今、
大きな壁となって立ちはだかっているのだと痛感します。
特に女性はシビアです。
南相馬ではお父さんがお仕事頑張って〜!
私たちは、便利で放射線の低いところでがんばります!
と割り切っているお母さんの多いこと。
母は強し!
それに比べて父さんの弱いこと。
すっかり凹んで、元気がなくなっています。
やっぱり、まだ子どもたちも小さいし、
一緒に生活したいですよね。
子どもの最もかわいい時期に一緒にいられない辛さ。
切ないですね。
やはり、家族として一緒に暮らすことが急務であり、
離れて暮らしていることで家族の崩壊につながることも
あり得るでしょう。
今や
子どもの健康だけ考えるのではなく、
家族としてどう生きるべきか?
それを考えるべきと思います。