2月3日(水)は
行事
【節分】が行われました。
節分は本来、季節の分かれ目である
「立春、立夏、立秋、立冬の前日」のことを言い、
年に4回ありますが、これが室町時代あたりから
立春の前日だけをさすようになりました。
春を迎えることが新しい年を迎えることでもあったため、
最も重要だったからと言われています。
昔は、季節の分かれ目には邪気(=鬼)が入りやすいと考えられていました。
鬼は邪気や厄の象徴とされ、形の見えない災害、病、飢饉など、
人間の想像力を越えた恐ろしい出来事は鬼の仕業と考えたからです。
こうして、新年を幸多き年にするために、
災いをもたらす鬼を追い払う節分行事が定着してきたという訳です。
ちなみに、なぜあんな格好をしているのかというと…
鬼が住むのは鬼門である丑寅の方角なので、鬼は牛(丑)の角と虎(寅)の牙をもち、虎皮の服を着ているのだそうです。
なるほど、あの角は牛の角で、牙は虎・パンツは虎皮なんですね。
そういえば
“鬼のパンツ”という曲がありますが、
“強いパンツ”を“みんなではこう!!”と連呼する曲…不思議ですね。
…実は、私
この曲すごい好きなんです。
この…“みんなではこう”という“みんな”って、
“あなた”も“私も”“おじいちゃん”も“おばあちゃん”も〜
なのですよ。なぜお年寄りにまでも“鬼のパンツ”をはかせたいのか?
もしかしたら…
虎の毛皮メーカー(そんなのあるかな?)の策略か??
あるいは、
田中星児の“みんなに鬼のパンツをはかせよう作戦”なる陰謀か???
などいろいろ考えてしまうのです。
子どもたちに
『どうして鬼のパンツは強いの???』と質問してみたら、こんな答えがありました。
『そりゃあ、
鬼が強いんだから、パンツも強いさ〜。』だって。
そりゃそうだ。確かに。ん????
話が逸れましたが、節分で“豆”をまくのは、
豆には昔から神聖な力が宿っていると言われ、
しかも強い生命力を持っていると考えられており、
その神聖な力で邪悪な鬼を追い払うという願いが込められているのですね。
魔の目→豆…ということで、豆は鬼の目に狙いを定めて投げるのだとか。
それでは、今年のよつば保育園の節分の様子をご覧ください。
まずは担当の先生から、絵本を使って“節分の由来”のお話です。
続いて、各クラスで製作した鬼の“お面”や“帽子”の発表です。
ほほう、上手にできてるね。
…おや??
年長ゾウ2組の製作した鬼の帽子の後ろになにやら文字が…。
ん??“
いたずらおに”?“
すききらいおに”??
これは…??
子どもたちに聞くと、
“自分の心の中にいる鬼”なんだと。
ほかにいた鬼は…
あまえんぼう鬼・いじけ鬼・泣き虫鬼・おこりんぼう鬼
わがまま鬼・ねぼすけ鬼・いたずら鬼・まちがい鬼・いじわる鬼
ちょろちょろ鬼・ゲーム鬼・たいそうきらい鬼などがいました。
そっか、
“心の中の弱さ”が鬼なんだね。
よーし、その鬼も追いだしてしまおう!!!!
と、私もその帽子をかぶって一緒にパチリ。
さあ、お次は鬼に豆をぶつける練習だ〜!!!
練習とはいえ、かなり本気です。
心(=ハート)の中から出てきたいろんな鬼の的に向かって
玉を思いっきりぶつけよう!!声も出すのだぞ!!
年少パンダ組たちも目が本気
声が小さかったりすると、時々、鬼たちが襲ってきます。
いよいよ次はホール・玄関・各クラスでの本物の豆を使っての豆まきです。
こらこら〜私は鬼じゃないぞ〜!思いっきりぶつけると痛いぞ〜っ!
園内に響き渡る
「鬼は〜外〜!!福は〜内〜!!!」の声。
鬼もこりゃ退散するわ。
最後に豆を拾って、みんなで食べました。
いい顔だなぁ〜食べる時は。
ん?鬼のお面と顔とがそっくりじゃない??(似せて作ったんだって)
ゾウ2組女の子の集団は食欲がすごい!!
教育実習生も一緒にパチリ!!
よつば保育園は、
みんなの笑顔(=福)でいっぱいになりました。ありがとう。
…最後に、玄関先に私が製作した一体の
鬼のスノーキャンドルみんな『あっ!
うさぎだ!!かわいいね。』って言ってましたけど…。(泣)
posted by ヨシユキ先生 at 21:12| 福島 ☁|
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