セシウムと子どもたち 立ちふさがる“除染の壁” 投稿者 gataro-clone Yoshiyuki Kondo | バナーを作成
2011年09月09日
【 除染についての総括 】
よつば保育園の除染が一応終わりました。
“一応”と書いたのは、まだ“完全”ではないからです。
モニタリングを継続して行いながら、
必要であればさらに第二次、第三次と除染を続けていきます。
次の除染活動は、同じ法人の「北町保育所」です。
よつば保育園の時の除染にも携わった
「安心・安全プロジェクト」に依頼をして、
早速、モニタリング調査が開始されました。
ちなみに、表土削りの作業は、まだ石川建設さんの方でのスケジュール調整中です。
おそらく20日以降となるのではないでしょうか。
(現在市内の小・中学校の表土削りを行っているため非常にタイトなスケジュール)
さて、よつば保育園除染につきましては、たくさんの方々のご協力により予想以上に数値を下げることができました。
関係者の皆様に改めて厚く感謝申し上げます。
今回の除染が成功に終わった要因をまとめてみたいと思います。
@原町中央産婦人科の高橋院長が立ち上げた「除染研究会」の皆様との連携ができたこと
A保護者の方々の積極的参加があったこと
B職員が倒れるくらいまで頑張ってくれたこと
Cボランティアの方々の一人一人が熱い気持ちで頑張ってくれたこと。
D「石川建設」さん・「英高」さんが、事前のマニュアルを超えた高いレベル(意識・作業ともに)でお仕事をしてくれたこと。
E事前にモニタリングを細部まで行ってから作業を始めたこと
F数値の高い所を(線量計で専任担当者が一か所一か所チェックしながら)徹底的に除染したこと
G今回の除染作業に携わった一人一人が「なんとしても数値を下げるんだ!」という強い気持ちで参加してくれたこと
H参加者の連係がうまくとれていたこと
I行政が全く関わらなかったこと
…とくに大きかったのは、I…でしょうか。。。やはり「行政の力は借りず、我々だけで(数値を)下げる!!」という強く熱い思いが、最終的には一致団結して作業にあたり、結果として高い成果が挙げられたわけですから。
なお、今回の細かい数値については、まだ公表は避けたいと思っています。
ただ、「最初に測った数値の半分にしましょう」という市の通達はまったく不可解な話でしたから、それには添わず、絶対値(この数値になるまで下げる!!)ありきで私たちは作業しました。
結果出てきた数値はかなり低いものでした。
概ねですが、建物の中で0.2マイクロシーベルト、園庭で0.3マイクロシーベルト程度まで下げました。
比較的線量の高かった側溝や花壇(最も高い場所で4.0)においても、0.3マイクロシーベルト以下とかなり下げることができました。
樹木や草花などを全て除去し、表土をより多く削った成果がでた訳です。
この除染活動を元に、さらに多くの事例を作りながら
結果、スタンダードな除染活動ができあがっていくものと思われます。
今は、施設中心ですが、今後は、家族の住む個人宅の除染という方向に進めていければなと考えているところです。
除染研究会やボランティアの方々・地元の建設業者のご協力を得ながら、スピードを上げていきたいと思います。
早く南相馬市の除染ムードに熱が入り、盛り上がってくるように。
皆さんのご協力を改めてお願い申し上げます。
除染活動を通して、たくさんの方々との新しい出会いがありますことを心から楽しみにしています。
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバック




